カードローンを利用する際に注意する4つのポイント

急にお金が必要になったときや、今月ちょっとだけピンチなどといったときに、ATMですぐに借入できる便利なカードローンですが、利用の際の4つの注意点があります。

まず一つ目ですが、借りすぎに注意することです。本当に当たり前のことですが、一番注意しないといけないことです。カード一枚でコンビニでも簡単に借入することができるので、ついついピンチのときに頼りやすくなってしまいます。頼るのは何も悪いことではありませんが、きちんと返済計画を立てて借入するようにしましょう。カードですぐに下ろせるので、自分のお金と錯覚してしまいがちですが、れっきとした借入で返済には金利も含めた金額が必要ということを常に頭にいれて、借入することで借りすぎを防げます。

そして二つ目はカードと暗証番号の管理をきちんとすることです。何枚もカードローンを利用していれば、カードごとに暗証番号があり、忘れてしまわないようにメモを財布にいれていたら、財布ごと落としたときに勝手に借入される危険があります。数字だけだから大丈夫ではありません。数字だけでもかなりしぼられて簡単に借入されてしまいます。とはいえ、財布に数字を入れている人は少数派でしょうから、これは少しおおげさな危険の表現の仕方でしたが、周りの人に口答で伝えているのを聞かれたり、実際にATMでの借入の際などで見られていたりと、どんなに気をつけていても危険はあります。暗証番号は誰にも教えない、ATMで不審な人物が後ろに立っていないか注意するなどして、暗証番号はしっかり守りましょう。カードの紛失にも気をつけましょう。

三つ目は返済期日をきちんと守ることです。カードローンの返済は口座からの引き落としで簡単にできますが、口座に入金を忘れて残高が不足すると返済することができません。忘れていたではすまされず、一日でも返済が遅れると新規の借入ができなくなったり、保証会社に弁済されてしまうことがあります。保証会社に弁済されてしまうと、保証会社の金利で保証会社に返済しなくてはいけなくなります。金利が増える分月々の返済金額が増えますし、返済が遅れた分の延滞利息なども発生します。返済はきちんと期日を守ることで自分を守ることにもなります。

どうしても返済期日を忘れてしまいそうで不安な人は、給与の振込みがある金融機関でカードローンを発行してもらいましょう。給与という入金があるので残高にさえ注意していれば入金にわざわざいかなくていいのでお勧めです。

最後に四つ目は借入先を複数作らないことです。借入先は複数あるよりも、一ヶ所にまとめたほうが返済しやすくなっています。返済が月に一回ですむのもそうですが、借入する額が多ければ多いほど金利は低くなるのが返済しやすくなる一番の理由です。金利が低い分、月々の支払いで元本の返済により多くのお金を回すことができます。元本の返済が大きくなれば、返済を早く終わらせることができます。複数から借入している人は一ヶ所にまとめて、まだ一ヶ所の人は複数に増えてしまわないようにしましょう。

以上の4つをカードローンご利用の際は注意して、上手に活用しましょう。

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